雨漏り修理の費用相場|料金を安くする方法をプロへの取材と4千件の事例から分析

雨漏り修理費用の事例と安く抑える方法

「雨漏り修理の費用ってやっぱり高いのかな?」
「安く抑える方法はないの?」

とお悩みですね?

雨漏り修理の費用は、6万円~30万円程度が相場です。

さらに雨漏りの発生箇所ごとに細かく見ていくと、以下のとおりです。

【発生箇所別】雨漏り修理費用の相場

発生箇所費用相場
屋根・天井7万円〜31万円程度
窓サッシ5万円〜23万円程度
外壁5万円〜23万円程度
雨樋4万円〜18万円程度
ベランダ8万円〜30万円程度
屋上・陸屋根7万円〜53万円程度

集計期間:2021年1月1日~2025年5月31日(4,411件)
集計対象:弊社運営サイト全体における雨漏り修理の施工実績
集計方法:全事例のうち発生箇所が特定された事例を発生箇所で分類し、それぞれの料金の四分位範囲(データ件数のうち中央の50%が収まる範囲)を算出。
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5%の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。
※価格はすべて税込価格です。

上の表は、弊社に寄せられた雨漏り修理のご相談事例4,681件を集計し、雨漏りの発生箇所ごとに費用をまとめたものです。

ただ、
「6万円と30万円じゃ全然違うけど?」
と思いますよね。

そこでこの記事では、実際の施工事例や現役の住宅検査事業者の方へのインタビューを交え、雨漏り修理費用の実態を紐解いていきます。

この記事を読めば、雨漏り修理の費用や安く抑える方法がわかり、おトクに雨漏りが直って安心の生活を取り戻せるでしょう。

  • 監修者長井 良至
    所属/肩書

    有限会社 カノム / 取締役社長

    有限会社カノム取締役社長。一級建築士・一級建築施工管理技士。建設業界歴40年、検査業務歴25年。大手ハウスメーカー勤務を経てゼネコン、地元工務店へ転職。手抜き施工や経営不正の実態を目の当たりにし、「正しい家づくりを支える検査の必要性」を痛感。
    2000年に第三者住宅検査事業を立ち上げ、中立的立場で検査・調査に専念。これまでに延べ6,300棟を超える建物検査に携わる。

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目次

雨漏り修理の費用相場と事例

弊社に寄せられた雨漏り修理のご相談の全体をまとめた費用は、以下のとおりです。

雨漏り修理費用相場

集計期間:2021年1月1日~2025年5月31日(4,681件)
集計対象:弊社運営サイト全体における雨漏り修理の施工実績
集計方法:全事例を費用帯で分類し割合を算出
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5%の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。
※価格はすべて税込価格です。

グラフだけを見ると10万円未満が多く見えますが、全体の中央値は6万円~30万円の価格帯です。

また、雨漏り修理の費用は、雨漏りの発生箇所によっても変わってきます。

この章では、雨漏りがよく発生する箇所ごとの費用相場と、具体的な事例をご紹介して実際の雨漏り修理費用がどれくらいなのかをご紹介していきます。

屋根・天井の雨漏り修理費用

屋根や天井から雨漏りが発生した場合の修理費用の相場は、7万円〜40万円程度です。

割合を見るともっとも多いのは20.8%の5万円~10万円で、5万円未満、10万円~15万円と合わせると49.5%と約半数が15万円未満となっています。

屋根・天井の雨漏り修理費用相場

集計期間:2021年1月1日~2025年5月31日(3,226件)
集計対象:弊社運営サイト全体における雨漏り修理の施工実績
集計方法:全事例のうち雨漏りの発生箇所が屋根・天井の事例を費用帯で分類し割合を算出
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5%の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。
※価格はすべて税込価格です。

雨漏り修理には部分修理と全体修理があります。

部分修理は、飛来物によって割れた瓦や部分的に剥がれた屋根材など、雨漏りの直接の原因になっている箇所だけを修理する施工方法です。

例えば瓦1枚だけを取り換えるような部分修理なら、5千円程度でできることもあります。

雨漏りが発生して間もないうちに早めに修理すれば、部分修理で解決する確率が高いでしょう。

対して雨水の浸入によって屋根全体や下地にまで被害がおよんでいる場合、屋根全体を葺き替え大がかりな工事が必要になる場合があります。

そうなると、100万円以上かかることが多いです。

また、屋根材の種類によっても費用は変わってくる可能性があります。

【屋根材別】屋根の雨漏り修理費用の相場

屋根材費用相場
瓦6万円~30万円程度
金属5万円~26万円程度
スレート5万円~18万円程度
コンクリート(陸屋根・屋上)7万円〜53万円程度

集計期間:2021年1月1日~2025年5月31日(2,046件)
集計対象:弊社運営サイト全体における雨漏り修理の施工実績
集計方法:屋根・天井からの雨漏り事例のうち屋根材の種類が判明している事例を屋根材で分類し、それぞれの料金の四分位範囲(データ件数のうち中央の50%が収まる範囲)を算出。
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5%の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。
※価格はすべて税込価格です。

このように雨漏り修理の費用は内容によって大きく変わるので、まずは調査と見積りをして実際の費用を確認することが重要です。

以下に、屋根や天井からの雨漏りの修理事例をご紹介します。

屋根の部分的な雨漏り修理の事例

台風や突風により屋根の一部が破損してそこから雨漏りしている場合、すぐに対処すれば部分修理で安く済ませられることがあります。

屋根や天井からの雨漏りで、部分的な修理をおこなった事例をご紹介します。

27,500円の事例(群馬県渋川市) 

建物木造2階建て戸建て住宅(瓦屋根)
築年数20年
雨漏りの状況破風板のジョイント部分が剥がれていて、雨が降れば雨漏りする状態

55,000円の事例(宮城県仙台市泉区) 

建物木造2階建て戸建て住宅(瓦屋根)
築年数40年
雨漏りの状況所有している空き家で天井にシミができている
お客様の要望雨漏りかの調査と部分修理希望

140,800円の事例(三重県伊勢市) 

建物木造2階建て戸建て住宅(金属屋根)
築年数40年
雨漏りの状況数年前から横殴りの雨の時に天井からポタポタと音がして、徐々に黒ずみが広がっている
お客様の要望予算的に全体の葺き替え工事はできないため、可能であれば部分修理を希望

プロに調査を依頼して雨漏りの原因を特定し、適切な修理をおこないましょう。

屋根全体の雨漏り修理の事例

雨漏りが発生して時間がたち、被害の範囲が広がっていると、屋根全体を交換する葺き替えが必要になり、費用も高くなります。
屋根や天井からの雨漏りで、屋根全体の修理をした事例をご紹介します。

297,000円の事例(大阪府大阪市東淀川区) 

建物木造2階建て集合住宅(金属屋根)
築年数50年以上
雨漏りの状況屋根自体が老朽化しており、2階の部屋の天井から雨漏りしている

308,000円の事例(愛媛県東温市) 

建物木造平屋(トタン屋根)
築年数90年
雨漏りの状況数日前の嵐でトタン屋根が剥がれている

430,000円の事例(富山県富山市) 

建物木造2階建て(瓦屋根)
築年数50年以上
雨漏りの状況窓枠と天井のさまざまなところから雨漏りしている

また、屋根の全体修理にはカバー工法と葺き替えの2種類があります。

カバー工法

古い屋根材の上に新しい防水シートと屋根をかぶせる方法

葺き替え

古い屋根材を撤去して下地を補修し、新しい屋根を取り付ける方法

葺き替えは既存の屋根を撤去するため、その分カバー工法よりも費用は高額になる傾向です。

カバー工法と葺き替えの詳しい施工内容については、それぞれ以下の記事で解説しています。

小さな雨漏りを放置しておくと被害が広がり、修理費用が高くなることがあります。

雨漏りの兆候に気付いたらできるだけ早くプロに相談して直しておくことが、結果として費用の節約につながります。

窓サッシの雨漏り修理費用

窓まわりからの雨漏りの修理費用の相場は、4万円〜25万円程度です。

もっとも多いのは8.1%の2万円~3万円で、全体の46.9%が10万円未満です。

窓サッシの雨漏り修理費用相場

集計期間:2021年1月1日~2025年5月31日(454件)
集計対象:弊社運営サイト全体における雨漏り修理の施工実績
集計方法:全事例のうち雨漏りの発生箇所が窓サッシの事例を費用帯で分類し割合を算出
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5%の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。
※価格はすべて税込価格です。

窓枠と外壁との間のコーキングが劣化して雨漏りする場合、コーキング剤の補修をおこないます。

コーキングの補修の費用相場は窓1ヵ所で3万円ほどです。

窓サッシからの雨漏りで修理費用が50万円以上になる事例は、以下のようなケースが考えられます。

窓サッシの雨漏り修理費用が高額になるケース

被害が広がっている

窓サッシからの雨漏りが放置されていたなどで窓枠の下地や周辺の建材が腐食していると、窓枠全体の交換や外壁の補修など大がかりな工事が必要になって費用が跳ね上がることがあります。

2階以上の窓からの雨漏り

高所にある窓の雨漏り修理ために足場を設置した場合、足場代が加算されて費用が高くなります。

窓サッシの雨漏り修理の事例

窓まわりの雨漏りで、下地や窓枠、サッシを修理した事例をご紹介します。

44,000円の事例(北海道札幌市北区) 

建物木造2階建て戸建て住宅(瓦屋根)
築年数30年
雨漏りの状況風向きによって1階の窓の下に水がたまる。自分でコーキングしてみたが直らない

242,000円の事例(東京都杉並区) 

建物木造2階建て戸建て住宅(瓦屋根)
築年数50年以上
雨漏りの状況台風など雨の強い日に1階の窓の上から雨漏りする
お客様の要望調査から修理希望

320,000円の事例

住宅の大きさ30坪
破損箇所サッシと躯体部の取り合い
窓枠の素材サッシはアルミ製、躯体は木、外壁はモルタル
雨漏りの状況室内のサッシまわりから漏水
お客様の要望長年の雨漏りを止めてほしい
施工内容アルミサッシ交換・木下地交換・窓枠交換

窓からの雨漏りについては以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

外壁の雨漏り修理費用

外壁からの雨漏りの修理費用の相場は、4万円〜25万円程度です。

5万円~10万円の費用帯が26.8%ともっとも多く、全体の50.6%が10万円未満で解決しています。

外壁の雨漏り修理費用相場

集計期間:2021年1月1日~2025年5月31日(269件)
集計対象:弊社運営サイト全体における雨漏り修理の施工実績
集計方法:全事例のうち雨漏りの発生箇所が外壁の事例を費用帯で分類し割合を算出
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5%の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。
※価格はすべて税込価格です。

外壁の雨漏り修理費用も、破損箇所や修理範囲によって大きく変わります。
部分修理では10万円以下で済むことがある一方で、外壁の全面修理をすれば100万円くらいかかることもあります。

外壁の雨漏り修理の事例

外壁の雨漏り修理事例をご紹介します。

55,000円の事例(鹿児島県霧島市) 

建物木造平屋(瓦屋根)
築年数10年
雨漏りの状況外壁から雨漏りしている

100,000円の事例(宮崎県宮崎市) 

建物鉄筋コンクリート造2階建て戸建て住宅
築年数50年
雨漏りの状況1階のトイレ付近の壁から雨漏りしている

401,500円の事例(東京都足立区) 

建物木造3階建て戸建て住宅(瓦屋根)
築年数40年
雨漏りの状況2階の2部屋の壁のすき間から水がしみ出している

外壁の雨漏りが起こりやすい箇所は、以下の記事でご確認ください。

ベランダの雨漏り修理費用

ベランダの雨漏りの修理費用の相場は、5万円〜30万円程度です。

多い費用帯は16%の5万円~10万円で、全体の53.3%は25万円未満に収まっています。

ベランダの雨漏り修理費用相場

集計期間:2021年1月1日~2025年5月31日(150件)
集計対象:弊社運営サイト全体における雨漏り修理の施工実績
集計方法:全事例のうち雨漏りの発生箇所がベランダの事例を費用帯で分類し割合を算出
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5%の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。
※価格はすべて税込価格です。

ベランダから雨漏りする場合、防水工事として防水層の取り換えや窓枠周辺のコーキング剤の補修をおこないます。

ベランダの雨漏り修理の事例

ベランダの雨漏りで防水工事を実施した事例をご紹介します。

55,000円の事例(大阪府東大阪市) 

建物木造3階建て戸建て住宅(金属屋根)
築年数20年
雨漏りの状況ベランダの床のすき間から雨水が入ってベランダの真下の部屋に雨漏りしている

120,000円の事例

住宅の大きさ30坪
破損箇所ベランダ床の防水層破断
雨漏りの状況室内の天井に雨染み
お客様の要望雨漏りを止めてほしい
施工内容ベランダ防水工事 ウレタン通気緩衝工法

200,000円の事例(大阪府大阪市福島区) 

建物木造2階建て戸建て住宅(瓦屋根)
築年数30年
雨漏りの状況2階ベランダの排水口から壁を伝って1階に雨漏りしている

ベランダの雨漏りの原因や修理方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。

雨樋の雨漏り修理費用

雨樋からの雨漏り修理費用の相場は、3万円〜20万円程度です。

3万円~4万円の割合が13.8%ともっとも高く、全体の50.9%は8万円未満となっています。

雨樋の雨漏り修理費用相場

集計期間:2021年1月1日~2025年5月31日(218件)
集計対象:弊社運営サイト全体における雨漏り修理の施工実績
集計方法:全事例のうち雨漏りの発生箇所が雨樋の事例を費用帯で分類し割合を算出
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5%の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。
※価格はすべて税込価格です。

雨樋の修理費用は、1mあたりで料金が設定されることが多いです。

雨樋の一部だけを交換する場合や、部分補修で対応できるケースでは修理費用は安く済みます。

雨樋からの雨漏りで修理費用が50万円以上の高額になるのは、以下のケースが考えられます。

雨樋の雨漏り修理費用が高額になるケース

雨樋全体の劣化が激しい

雨樋全体の劣化が激しく雨樋丸ごとの交換をした場合、費用が高くなります。

屋根や外壁に被害が広がっている

雨樋から漏れた雨水が屋根や外壁にかかり、建材の腐食を招いていたときには、その補修費用もかかります。

高所の雨樋からの雨漏り

高所にある雨樋の補修などをするために足場を設置した場合、足場代が発生します。

雨樋の雨漏り修理の事例

雨樋の雨漏り修理の事例をご紹介します。

25,000円の事例

住宅の大きさ38坪
破損箇所軒樋と軒樋のジョイント
雨樋の素材樹脂製
雨樋の形状半丸
雨漏りの状況ジョイントから漏水
お客様の要望部分補修
施工内容軒樋一部1m交換

104,500円の事例(栃木県日光市)

建物2階建て戸建て住宅(金属屋根)
築年数18年
雨漏りの状況雪の影響で雨樋が下がっており、雨漏りがひどい

203,500円の事例(福岡県福岡市南区)

建物木造平屋戸建て住宅(瓦屋根)
築年数50年以上
雨漏りの状況雨樋のパイプが取れ、雨を受ける箇所も広がって傾いている
お客様の要望10万円以上なら災害保険が降りるのでまず見積り希望

雨樋の雨漏り修理については、以下の記事でも詳しく解説しています。

屋上・陸屋根の雨漏り修理費用

屋上や陸屋根からの雨漏り修理費用の相場は、5万円〜60万円程度です。

もっとも多い価格帯は4万円~5万円で、全体の49.6%は20万円未満に収まっています。

陸屋根・屋上の雨漏り修理費用相場

集計期間:2021年1月1日~2025年5月31日(44件)
集計対象:弊社運営サイト全体における雨漏り修理の施工実績
集計方法:全事例のうち雨漏りの発生箇所が屋上・陸屋根の事例を費用帯で分類し割合を算出
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5%の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。
※価格はすべて税込価格です。

陸屋根は平らな形をした屋根です。
陸屋根の上を人が利用できる構造にしたのが屋上です。

屋上や陸屋根の防水工事費用は、1㎡あたりの料金で決まります。

屋上・陸屋根の雨漏り修理の事例

屋上や陸屋根の防水工事の事例をご紹介します。

52,800円の事例(大阪府大阪市天王寺区)

建物鉄骨造3階建て店舗(屋上)
築年数10年
雨漏りの状況3階の天井に雨漏りしている

126,500円の事例(埼玉県さいたま市大宮区)

建物鉄骨造4階建て住宅(陸屋根)
築年数50年
雨漏りの状況陸屋根にひび割れができている

507,100円の事例(福岡県北九州市小倉南区)

建物鉄筋コンクリート造2階建て戸建て住宅(陸屋根)
築年数40年
雨漏りの状況2階の天井に雨漏りしてクロスが剥がれている

以下の記事では、陸屋根の防水工事費用についてより詳しく解説しています。

雨漏り修理に追加でかかることのある料金

雨漏り修理を依頼する際には、雨漏り箇所の修理費用とは別に、以下の料金がかかることがあります。

雨漏り調査費用

雨水の浸入原因と浸入経路を特定するための調査費用。

足場代

屋根や外壁などの高所作業を安全におこなうための足場の設置費用。

天井の張り替え費用

雨漏りで傷んだ天井のクロスの張り替えや下地の補修費用。
内装工事のため、一般的に屋根や外壁とは別の業者がおこなう。

上記の費用は、業者によって雨漏り修理費用に含まれる場合と、別で請求される場合があります。
見積りを取る際は、内訳までよく確認しましょう。

また、高所作業車を用意できる業者なら足場代が節約できる場合もあります。

  • 監修者のコメント

    監修者:長井 良至

    立地にもよりますが、高所作業車で作業をおこなえる場合もあります。

現役住宅検査業者に聞いた!雨漏り修理費用を安く抑える方法

雨漏り修理には数十万円かかることもあるので、できるだけ安く抑えたいですよね。

そこで、今回は現役の住宅検査事業の方を直撃して費用を抑える方法を聞いてみました。

業者の選び方で費用は抑えられる

雨漏り修理をおこなう住宅検査事業者の長井さんにズバリ聞いてみたところ、雨漏り修理費用を抑えるポイントは業者選びであることがわかりました!

長井さんに教わった費用を抑えられる業者の特徴は、以下の3点です。

  • 原因調査を適切におこなう業者
  • 雨漏り修理の経験が豊富な業者
  • 施工内容のパターンをいくつか提示してくれる業者

このように調査や見積りの品質が高い業者を選ぶことが、費用の節約につながるでしょう。

以下、長井さんへのインタビュー内容をご覧ください。

編集部

急な雨漏りで出費に困った場合、安く済ませる方法はないものでしょうか。

監修:長井さん

雨水の浸入箇所を特定できる業者であれば、補修箇所をフォーカスできるので価格を抑えることができます。
逆に浸入箇所を特定できない業者の場合は広い範囲を補修対象とするので高額になる傾向にあります。

編集部

そのような腕のいい業者はどうやって見つけたらいいのでしょうか。

監修:長井さん

よい業者を見つけるのは簡単ではありません。
ただ、1つ言えるのは目視調査だけで雨水の浸入箇所を確定するのは危険ということです。

目視の調査では長年の経験や構造を総合的に判断して雨漏りの原因の仮説を立てるのが基本です。
その仮説に沿って散水調査等でその原因を確定(答え合わせ)していく流れになります。

明らかに屋根が損壊していれば、その箇所の雨漏りは特定できますが、表面上損壊していないところの雨漏りは散水調査が必要になります。

編集部

では散水調査をする業者ならある程度信頼できるのでしょうか。

監修:長井さん

残念ながら散水調査は奥が深いので、一概には言えません。
ありえない水量・水圧でどうやっても漏れるでしょって量を散水して、「ほら、こんなに漏れてるのでここもやって●●万です!」みたいな業者もいます。
本来は、台風や横殴りの雨を想定した量を散水して調査するべきです。

編集部

やはり相見積りを取って比較するのが失敗しないコツかもしれませんね。
相見積りで注意すべきことは何かありますでしょうか。

監修:長井さん

経験がないところは、原因がわからず不安なので「見積り100万です!」といって、不要なところも工事に含めてしまうことがあります。
この場合雨漏りの再発は防げるものの、かなり高額になるので注意が必要です。

編集部

相見積りを取ったら、単純に安いほうの業者を選んでよいものでしょうか。

監修:長井さん

経験のある修理業者なら、「Aパターンなら●●と●●をやって再発のリスクを極力減らして保証をつけて●●円で、Bパターンなら●●をやるけど再発のリスクがあるから●●円で……」といくつかのパターンを提示してくれるはずです。
各パターンのメリット・デメリットまでしっかり説明してくれれば信頼できると思います。

よい業者を見極めるには相見積りが必須

雨漏り修理の業者選びの際には、複数の業者から見積りを取る相見積りがおすすめです。

相見積りをすることには、以下のようなメリットがあります。

  • 実際の費用の相場がわかる
  • 雨漏りの原因や必要な施工内容がわかる
  • 担当者の対応や雰囲気を確かめられる

複数の業者に見積書を作成してもらって比較することで、実際に今の状況ならどのような施工が必要で、費用はどれくらいが妥当なのかがわかります。

他と比べて極端に高すぎたり安すぎたり、よくわからない項目が入っていたりする業者は、要注意です。

調査は無料でしてくれる業者も多いので、まずは相談から依頼してみましょう。

以下の記事では、雨漏り修理業者の選び方のポイントをより詳しく解説しています。

また、当サイト「雨漏り修理110番」では、雨漏り修理業者をご紹介しています。

下の問い合わせフォームやお電話でご相談いただけば、対応可能なお近くの業者をすぐにご紹介します。

調査・見積りは無料で、もちろん、相見積りも大歓迎です。

「壊れた箇所だけ最小限の修理をしたい」といったご要望も承っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

雨漏りは放っておくと悪化します!そうなる前にすぐにご相談!雨漏り修理110番

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※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

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火災保険や補助金・助成金が使えることもある

「雨漏り修理をするお金がない」

という場合は、火災保険や地域の補助金・助成金が使えば安くできる可能性があります。

火災保険は、自然災害による住宅の損害などが対象の保険です。

台風や豪雨などの自然災害が直接の原因で突発的に雨漏りが発生した場合には、保険が適用できることがあります。

火災保険の適用条件や保証内容は以下の記事で詳しく解説しているので、チェックしてみてください。

また、国や自治体が住宅のリフォームに関する補助金や助成制度を実施している地域もあります。

雨漏り修理だけの補助金はあまりありませんが、住宅のリフォームと組み合わせることで実質的に雨漏り修理の費用を節約できる場合もあります。

以下の記事では雨漏り修理で使える可能性がある補助金の種類や注意点を解説していますので、ぜひご覧ください。

雨漏り修理を自分ですると費用が高くなることも!

雨漏り修理の費用を抑えたいからといって、雨漏り修理を自分でするのは危険です。

雨漏り修理を自分ですることには、以下の大きなデメリットがあります。

それぞれ解説していきます。

状況が悪化するおそれがある

雨漏り修理を自分でした場合、一時的には雨漏りが止まっても、その後ますます状況が悪化するおそれがあります。

目に見えて水が漏れ出ている箇所は、雨漏りの出口でしかないからです。

ひとまず漏れを止めようと雨水の出口をふさぐと、出口を失った雨水は他のところへ流れていき、かえって被害箇所を広げることにつながります。

雨水は家の内部で壁や柱を複雑に伝って漏れてくるので、一般の人が雨水の根本原因を特定するのは困難です。

一般の人ができるのは漏れてくる水をバケツで受けるなど、あくまで被害を広げないための応急処置程度までと考えましょう。

以下の記事では、雨漏りが起きたときにすぐできる応急処置の方法を解説しています。

事故のおそれがある

雨漏り修理のために屋根の上などの高所に登るのは、転落のおそれがあり大変危険です。

雨が降っている最中はもちろん、たとえ天気のよい日でも、屋根の上は苔や砂で滑りやすくなっていることがあります。

また、傷んだ屋根材を踏み抜いて、ケガをしたり雨漏りの原因を増やしたりてしまうおそれもあります。
天井など高所で発生している雨漏りは無理に自分で対処しようとせず、プロにおまかせするのが安全です。

雨漏り修理費用に関するよくある質問

雨漏り修理の費用について特に気になるポイントをピックアップして解説します。

Q:雨漏りの修理はどこに頼むのがいい?

A:費用を抑えたいなら、雨漏り修理専門業者がおすすめです。

雨漏り修理に対応している業者には、以下のような種類があります。

  • 雨漏り修理専門業者
  • 屋根工事業者
  • 建築板金業者
  • 塗装業者
  • リフォーム業者
  • 住宅メーカー
  • 工務店

このなかでも雨漏り修理専門業者がおすすめなのは、雨漏りに関する知識や経験が豊富だからです。

雨漏りはさまざまな原因で起こり、原因をしっかりと見極めなければ根本的な解決が難しいトラブルです。

原因が特定できていないと、雨漏りが再発してしまったり、不必要に大規模な工事をすることになって費用がかさむおそれがあります。

雨漏り修理を頼むなら、雨漏り修理の実績が豊富で、関連資格なども多く保有している業者に相談することをおすすめします。

Q:ゲリラ豪雨による雨漏りは火災保険で補償される?

A:状況や契約内容によっては補償される可能性もあります。

雨漏りが火災保険で補償されるのは、自然災害や外部からの不測の被害による損害である場合です(ただし、実際に補償されるかは保険の契約内容によります)。

以下のような場合は自然災害が原因と考えられ、補償対象になる可能性があります。

補償対象になるケース
  • ゲリラ豪雨にともなう突風や飛来物によって屋根などが破損し、そこから雨漏りした場合
  • ゲリラ豪雨にともなう落雷によって屋根などが破損し、そこから雨漏りした場合

一方、ゲリラ豪雨のときに発生した雨漏りでも、以下のようなケースは対象外になる可能性が高いです。

補償対象にならないケース
  • 経年劣化などによってもとからあったすき間や破損箇所から雨漏りした場合
  • 新築時やリフォーム時の施工ミスが原因で雨漏りした場合

これらはゲリラ豪雨が雨漏りの直接の原因ではないため、補償対象にならないと考えられます。

火災保険が適用できるか確認したいときは、加入している保険会社や代理店の窓口に問い合わせてみるとよいでしょう。

なかには「火災保険を使えば自己負担なしで修理できる」「保険金の申請もサポートする」といったセールストークで契約を迫る業者もいますが、以下の理由からこれには注意が必要です。

  • 実際に保険金がもらえるかはわからない
  • 高額の手数料や違約金を請求されるおそれがある
  • 業者が虚偽の申請をした場合は自身も詐欺罪などに問われるおそれがある

また、無料点検などと称して飛び込みで訪問してくる点検商法業者に火災保険の利用をすすめられ、トラブルになるケースもあります。

業者に火災保険の利用をすすめられた際は即決せず、保険会社や最寄りの消費者センターなどに相談しましょう。

参考:国民生活センター|保険金で住宅修理ができると勧誘する事業者に注意!-申請サポートを受ける前に、損害保険会社に連絡を 保険金の請求は、加入者ご自身で!!
参考:国民生活センター|屋根工事の点検商法のトラブルが増えています-典型的な勧誘トークを知っておくことで防げます!
(最終閲覧日:2026年8月5日)

Q:修繕費60万円ルールとは?【法人や不動産所得等を有する事業主限定】

A:修理費用が60万円未満であれば修繕費として処理できるという1つの目安です。

法人が所有する建物で雨漏りなどの修理費用が発生した場合、その費用は原状回復のための「修繕費」か、資産の価値を高める「資本的支出」のどちらかになります。

修繕費

その事業年度の経費としてまとめて計上でき、利益が減るためその期の法人税などを抑えられる。

資本的支出

固定資産となるので、数年かけて少しずつ減価償却していく。

雨漏り被害による出費をすぐにカバーしたいのなら、修繕費として処理できたほうが有利です。

費用が60万円未満なら、修繕費として判断されやすいです。

ただし、60万円という数字はあくまで判断が難しい場合の目安です。

実際には被害状況や工事の内容で判断されます。

雨漏りの被害が激しく、原状回復だけで多額の費用がかかったのなら、100万円や200万円でも修繕費として計上できる可能性はあります。

逆に設備のアップグレードなどを一緒におこなっていた場合、60万円未満でも資本的支出と判断されることもあります。

また、60万円ルールの他、修繕費か資本的支出かを分ける以下の基準もあります。

20万円未満(20万円ルール)

内容にかかわらず修繕費として計上できる

約3年以内周期の定期的なメンテナンス

内容にかかわらず修繕費として計上できる

取得価額の10%以下

60万円ルールと同様に、判断が難しい場合に修繕費と判断されやすい

どちらになるか不安な場合は、税理士や管轄の税務署に相談してみるのがおすすめです。

参考:国税庁|第8節 資本的支出と修繕費
参考:国税庁|No.5402 修繕費とならないものの判定
(最終閲覧日:2026年8月5日)

まとめ

雨漏り修理の費用は6万円~30万円程度が相場ですが、被害の規模や工事の内容で大きく変わります。

まずは相見積りをして実際の費用を確認し、よい業者をじっくり見極めましょう。

当サイト雨漏り修理110番では、雨漏り修理に対応している業者をご紹介しています。

フォームやお電話にて状況やご要望をお伝えいただけば、ピッタリの業者をすぐにご紹介します。

現地調査、お見積りは無料となっていますので、ぜひ相見積りの1社にご検討ください。

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